指揮者・ピアニストのプロフィール

浅井敬壹(指揮者)

 1939年京都生まれ。2歳より7歳まで満州にて育ち、終戦で引き揚げる。中学時代、恩師急病のための代役として初めて指揮棒を握り、これが今日までの合唱指揮者生活の始まりとなる。
 1962年、同志社大学卒業。大学在学中、同志社グリークラブの指揮者として一時代を築き、卒業後の12月に「千年の古都・京都に世界一の合唱団を」の理想を掲げ“合唱団京都エコー”を結成。これまでCD録音等の依頼を多く受ける一方、日本のみならず海外での公演も数多く行ってきた。
 全日本合唱コンクールでは、合唱団京都エコー(20年連続金賞)、住友金属混声合唱団(13年連続金賞)を率い、金賞受賞は合計38回、うちコンクール大賞(部門を越えて最も優れた団体に贈られる)を6度受賞。  2014年まで8年間の一般社団法人全日本合唱連盟理事長任期を終え、現在は名誉会長。全日本合唱センター館長、国際合唱連合(IFCM)理事、関西合唱連盟理事長、京都府合唱連盟理事長、日本合唱指揮者協会相談役、(財)京都市音楽芸術文化振興財団評議員を歴任。
 合唱団京都エコー団長・音楽総監督・常任指揮者、住友金属混声合唱団主席指揮者、同志社混声合唱団こまくさ音楽監督、大阪大学男声合唱団技術顧問、NHK京都文化センター講師、女声合唱団かがやき常任指揮者、法政大学アカデミー合唱団指揮者、京都市生涯学習総合センター コール・ウィズ・ユー指揮者、京都市生涯学習総合センター女声合唱団ひかりとともに指揮者。
 多くの合唱団を指揮し、客演や合唱講習会の講師、コンクール審査員としても多忙を極めている。
 1988年 京都市芸術功労賞、2000年 京都府文化賞功労賞(合唱団京都エコー)、2015年春 藍綬褒章

藤澤篤子(ピアニスト)

相愛女子大学(現相愛大学)音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。
故武田邦夫、故井口基成、志賀宗三郎の諸氏に師事。
 四台のピアノコンツェルト(バッハ)、デュオコンサート等に出演の他、多くの声楽家、合唱団とリサイタル、コンクール、CD録音等で共演。東芝EMIより「日本の四季」「方舟」、BMGビクターより「風に鳴る笛」がCD録音されている。
 2002年2月に開催された『サウンド・ルート2002日本⇔ロシア』にて、高嶋みどり作曲《マウイの風ピアノのための》を初演し好評を得た。
現在、合唱団京都エコー、新日鉄住金混声合唱団をはじめ、関西の高校、大学から職場・一般にいたる全国レベルの合唱団のピアニストとして活躍中。
長井賞、藤堂賞、受賞。